人に脅えて過ごす
私は、小学生時代おとなしい子供であった。人と話すときは、肩に力が入り、緊張した。人前に出れば、プレッシャーを感じて何もできなくなる。
普段からおどおどしていて、はっきり喋らないため何を言っているのか分からなくて、聞いてるほうからイライラされ、眉間にしわが寄ってくる。その顔を見て、さらに脅威を感じるため、しゃべれなくなる。
言いたいことがあっても、言えず、黙っている。喋りかけられれば話すが、自分からは話さない。
人からからかわれて、自分が不快な思いをしていても、へらへら笑ってごまかしている。言い返さない。
大げさなことを言い、虚勢を張る、嘘をつく。
自分がなく、周りの意見に流される。
そして、いつも不機嫌で、重苦しい気持ちであった。
いじめられることもあった。
苦しいにもかかわらず、苦しくないと自分に言い聞かせ、がむしゃらに頑張ってきた。
寂しいにも関わらず、一人で平気と自分に言い聞かせ、孤独に頑張ってきた。
友達はいない。
この性格は母親との関係の中で、作られたものだったのです。
誰かを責める意味合いはありません。
共生関係という主人と奴隷のような関係が存在し、子供から生きるエネルギーを奪い取る親もいるということは、事実です。